雲

インターンシップ2017年9月レポート

インターンシップの感想

インターンシップ2017の様子

今回、松江工業高等専門学校、米子工業高等専門学校の学生のみなさんを対象とした5日間のインターンシップでは実習課題として社内図書貸出管理アプリの作成を体験してもらいました。
インターンシップを終えた学生のみなさんに感想をいただきましたのでご紹介します。

学校生活ではすることができない貴重な経験ができた。

(松江高専 I君)

今回の実習課題は今まで体験したことのないアンドロイドのアプリ制作ということで、この5日間で全く新しいことに一から挑戦しました。普段の授業で使っているものとは違うプログラミング言語での作業だったので、多くのエラーやバグに悩まされましたが、八雲ソフトウェアの方やチームの仲間と協力して、課題を解決しながらアプリ開発を進めることができました。最初の数日は、思うような動作を実装することが出来ず、このままで大丈夫かという焦りがありましたが、慣れてくると、少しづつプログラムを理解することが出来るようになり、自分の思い通りの動作がエラーやバグを出さずに実装することが出来始めると、どんどん作業が楽しくなりました。そして最終日には、初日に想像していたものよりもずっとクオリティの高いアプリを完成させることが出来ました。今回のインターンシップでは、普段の学校生活ではすることができない貴重な経験をさせていただきました。この経験をこれからの学校生活や就職活動に生かしていきたいと思います。

学生気分に浸っていたい自分たちに強烈な刺激を与えてくれた。

(松江高専 I君)

使用言語も、開発環境においても不慣れな環境の中、初日は環境に慣れることに必死でしたが、日数を重ねるにつれてだんだんと勝手がわかるようになりました。追加したい機能が無事に実装できた時にはいい得も知れない達成感と高揚感を得ました。最終的には要求仕様書に書かれていた要求一つを除いて全てを実装することができたので安心しました。複数人で共同してプログラムを作成するということは初めてで、作業分担の考え方はこれまで無かった為、実社会のソフトウェアプログラミングの一端を垣間見ることができました。八雲ソフトウェアさんのオフィスの雰囲気はとても落ち着いていて、集中して実習に取り組むことができました。社員のみなさんも暖かくユーモアがあり、気軽に相談することができました。一緒に昼食をとらせていただいた際の刺激的なトークは忘れられません。今回のインターンシップでの実習や交流は実際に働いておられる方や環境、業務内容を少しですが知ることが出来たため、今後の就職の際にとても役立つと感じています。今回のインターンシップでの5日間は、学生気分に浸っていたい自分たちに強烈な刺激を与えてくれました。

未知の経験に戸惑ったが、最終的には思った以上の出来に。

(松江高専 S君)

実際の会社に行って作業するということで緊張していましたが、いざ入ってみると会社のみなさんの雰囲気が良く、事務所内にはお菓子や飲み物もあったりとリラックスできるとてもいい環境だと感じました。初日のランチの時間には、同じ松江高専のOBの方と高専の先生の話でとても盛り上がり、初日から楽しい時間を過ごせました。実習は最初に課題の内容を聞いたとき、あまりにも未知な内容に、これからの5日間で本当に完成させられるのか不安に思いました。まずは簡単なところからやってみようと思い取り組んでいくうちに、芋づる式にだんだんと理解できるようになりました。完成まではバグやエラーだらけで困難な道のりでしたが、チームで力を合わせて最終的には要求された機能をほとんど実装することができ、思っていた以上の出来に自分でも少し驚きました。この5日間で感じた達成感や後悔は、これからのプログラミングにおいて非常にいい経験になると感じています。

インターンシップ2017の様子

新しい知識を得て、実践に活かせたことが嬉しかった。

(米子高専 K君)

自分はアプリ開発の知識はほとんどなかったので、何かしようとするたびに知らないことが次々と出て来たので大変でしたが、色々な資料を参考にして調べながらすすめました。新しく得た知識を使い、機能を追加できた時はとても嬉く感じました。参加するまでは不安しか無く長く感じていましたが、参加してみるとあっという間に5日間が過ぎてしまいました。うまくコミュニケーションが取れなかったり、追加しきれなかった機能があったりと心残りはありますがとても楽しい5日間だったと感じています。今回のインターンシップでの経験をこれからの生活に活かしていこうと思いました。

実際の開発の雰囲気や難しさを学ぶことができた。

(米子高専 O君)

今回のインターンシップで僕は初めて本格的な「アプリケーションの開発」を体験することができました。学校では理論の学習や少量のコードを書くだけであったり、C++メインの授業が主でいろいろな言語に触れられる機会は多くありませんでした。今回開発に使った言語はあまり使ったことのないJava言語でCとの文法の違いや、情報管理に使用したデータベースの概念など未知の体験であふれていて毎日がとても楽しかったです。また、ひとつの機能追加に何時間もかかってしまうなど実際の開発の雰囲気や難しさを学ぶことができました。特に企業活動では珍しくない他人の作ったプログラムに手を加えることがいかに大変かということを深く感じることができました。そして、開発環境の構築からエミュレーターの動作などソースを書くだけではない「開発」を体験できたことが一番新鮮で今後に生かしていける経験となりました。5日間という短い間でしたが納得のいく機能追加も行うことができて非常に充実したインターンシップとなりました。